長距離普通列車

鉄道考古学研究所にようこそ。

客車の普通列車がたくさん走っていた時代には、結構、長距離走る列車がありました。

今から50年前の1958年(昭和33年)で、東京駅の普通列車を見てみるとすごいのがありました。

下り 111列車
東京1420 → 門司2012
途中は、静岡1844 名古屋2305 京都400 大阪456 岡山904 広島1320

上り 112列車
門司0739 → 東京1253
途中は、広島1327 岡山1812 大阪2254 京都013 名古屋410 静岡838

上りも下りも、ほぼ30時間かかっています。1100.1kmありますから、停車時間抜きにして簡略して計算すると、時速は約37kmといった感じです。

現在だと深夜の普通列車は、ほとんどないので比べようがないですが、乗り継ぎ列車がなくなったら翌朝まで待つという方法で比べてみると、同じ時間に出発しても大体24時間ぐらいで到着できるようです。