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地図で示した付近に長岡鉄道の西長岡駅がありました。当時の様子は、下記の空中写真でご覧になれます。
この駅は、スイッチバック構造になっていて、来迎寺からの路線と、寺泊からの路線がのびていました。地図では、ほぼ西に向かっている道路と、斜め左下(南西)へ緩やかにカーブしている道路が線路の跡になります。
昭和33年10月の様子を時刻表で見てみると以下の通りです。
来迎寺から
西長岡 7.6km 30円
寺泊 39.2km 160円
来迎寺-西長岡 所要時間 約16分 9.5往復
西長岡-寺泊 所要時間 約92分 7.5往復 区間運転(寺泊新道まで)7.5往復
非電化で国鉄長岡駅乗り入れ無かったため厳しい状況が続いていましたが、1951年から電化が行われました。1960年には、合併により越後交通となります。しかし、旅客は減り続け、1975年に旅客営業が廃止、貨物だけになり1995年に全面的に廃止になりました。